[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.228007)

平成２７年０１月０６日０５時０５分
札幌管区気象台発表

北海道地方は６日夜遅くから８日にかけて、急速に発達する低気圧と強い冬型の気圧配置のため、雪を伴った非常に強い風が吹き、海は大しけとなるでしょう。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒してください。

＜気象概況＞
　日本海中部の低気圧が、６日は急速に発達しながら北東へ進み、７日には
オホーツク海に達して、北海道付近は８日にかけて強い冬型の気圧配置とな
るでしょう。

＜防災事項＞
　６日夜遅くから８日にかけては、日本海側とオホーツク海側を中心に、雪
を伴った非常に強い風が吹き、海は大しけとなるため、猛ふぶきや吹きだま
りによる交通障害、暴風、高波に警戒してください。７日午前中は風が弱い
地域がありますが、７日午後には風が急速に強まり、猛ふぶきとなる所があ
るでしょう。
　また、６日は暖かく湿った空気が流入し、太平洋側を中心に平地では雨が
降るため、融雪による土砂災害やなだれ、湿り雪による電線着雪にも注意が
必要です。

＜風の予想＞
６日夜遅くから７日にかけての最大風速（最大瞬間風速）
　北海道地方　西または北西の風
　　海上　２５メートル（３５メートル）
　　陸上　２３メートル（３５メートル）
　非常に強い風は８日にかけても続くでしょう。

＜波の予想＞
６日夜遅くから７日にかけての波の高さの最大
　　日本海側　　　　　　　　　８メートル
　　オホーツク海側と太平洋側　６メートル
　大しけは８日にかけても続く見込みです。

＜雪の予想＞
６日６時から７日６時までの降雪量
　北海道地方の多い所　４０センチ

　引き続き、地元気象台や測候所が発表する警報、注意報、気象情報などに
留意してください。
　次の「北海道地方気象情報」は、６日１６時頃に発表する予定です。