[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.2007564)

2023年08月14日 16時35分
札幌管区気象台発表

北海道地方では、１６日から１７日にかけて、台風第７号の影響により、荒れた天気となる見込みです。日本海側南部や太平洋側西部を中心に、強風や高波に十分注意してください。

＜気象概況＞
　強い台風第７号は、１４日１５時には潮岬の南東にあって、１時間におよそ１５キロの速さで北西へ進んでいます。中心の気圧は９７０ヘクトパスカル、最大風速は３５メートル、最大瞬間風速は５０メートルで、中心から半径１３０キロ以内では風速２５メートル以上の暴風となっています。
　台風第７号は１６日から１７日にかけて日本海を北上し、北海道に近づく見込みです。

＜防災事項＞
　北海道地方では、１６日から１７日にかけて、台風第７号の接近に伴い、南または南東の風が強まり、海はしける見込みです。日本海側南部や太平洋側西部を中心に、強風や高波に十分注意してください。台風第７号の進路や発達の程度によっては、暴風や大しけとなるおそれがあります。
　また、北海道地方では、台風第７号の影響により、大雨となる見込みです。大雨による低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に注意してください。

＜風の予想＞
１６日に予想される最大風速（最大瞬間風速）南または南東の風
　日本海側南部の陸上　１５から１９メートル（２５から３５メートル）
　日本海側南部の海上　１５から１９メートル（２０から３０メートル）
　太平洋側西部の陸上　１５から１９メートル（２５から３５メートル）
　太平洋側西部の海上　１５から１９メートル（２０から３０メートル）
１７日はさらに強まるおそれがあります。

＜波の予想＞　
１６日に予想される波の高さ
　日本海側南部　５メートル
　太平洋側西部　５メートル　うねりを伴う
１７日も海はしける見込みです。　

＜雨の予想＞
１５日１８時から１６日１８時までに予想される２４時間雨量は、いずれも多い所で、
　日本海側　　　　およそ５０ミリ
　太平洋側　　　　５０から１００ミリ
　オホーツク海側　およそ５０ミリ
１６日１８時から１７日１８時までに予想される２４時間雨量は、いずれも多い所で、
　日本海側　　　　１００から１５０ミリ
　太平洋側　　　　１００から１５０ミリ
　オホーツク海側　　５０から１００ミリ

　今後発表する防災気象情報などに留意してください。
　次の「令和５年　台風第７号に関する北海道地方気象情報」は、１５日５時頃に発表する予定です。

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