[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.192065)

平成２６年１０月１４日０５時０１分
札幌管区気象台発表

大型の台風第１９号が北海道地方に接近しており、１４日夜にかけて北海道の南海上を北東に進む見込みです。太平洋側では１４日朝から夜遅くにかけて大荒れの天気となりますので、暴風や高波、高潮に警戒してください。

＜気象概況＞
　大型の台風第１９号は、１４日４時には宇都宮市付近の北緯３６度３０分
、東経１３９度４０分にあって、１時間におよそ６５キロの速さで東北東へ
進んでいます。中心の気圧は９８５ヘクトパスカル、最大風速は３０メート
ル、最大瞬間風速は４０メートルで、中心の南側２４０キロ以内と北側１９
０キロ以内では風速２５メートル以上の暴風となっています。
　この台風は１４日朝にかけて東北地方を進み、１４日夕方までには三陸沖
で温帯低気圧に変わり、夜には千島近海に進む見込みです。　

＜防災事項＞
　太平洋側では、１４日朝から夜遅くにかけて北東のち北の風が非常に強く
、海は大しけとなる見込みです。暴風や高波に警戒してください。
　太平洋側東部の海岸や河口付近では、１４日夕方から夜のはじめ頃にかけ
て、高潮による低い土地の浸水にも警戒が必要です。
　また、太平洋側では東部を中心に引き続き１４日夕方にかけて激しい雨が
降るでしょう。大雨による低い土地の浸水や土砂災害に注意してください。

＜風と波の予想＞
　１４日夜遅くにかけて予想される最大風速（最大瞬間風速）と波の高さ
　　太平洋側　北東のち北の風
　　　海上　２７メートル（４０メートル）
　　　陸上　２２メートル（３５メートル）
　　　　波　　６メートル

＜潮位の予想＞
　１４日夕方から夜のはじめ頃までの最高潮位
　　太平洋側東部　標高１．２メートル

＜雨の予想＞
　１４日６時から１５日６時までの１時間雨量の最大値
　　太平洋側　３０ミリ
　１４日６時から１５日６時までの２４時間雨量
　　太平洋側　８０ミリ
　　
　今後の台風情報及び地元気象台・測候所の発表する警報や注意報、気象情
報に留意してください。

　次の北海道地方気象情報は、１４日１１時頃に発表の予定です。