[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.186507)

平成２６年１０月０９日１５時５５分
札幌管区気象台発表

日本海側北部では、１０日朝から昼過ぎにかけて、暴風や高波に警戒してください。また、北海道地方では、９日夜遅くから１０日昼過ぎにかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうなどに注意してください。

＜気象概況＞
　中国東北区にある低気圧が日本海北部で急速に発達し、１０日朝に宗谷海
峡付近を通過して１０日夜にかけて千島近海へ進む見込みです。また、北海
道の上空約５５００メートルには氷点下２４度以下の１０月下旬並みの寒気
が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。

＜防災事項＞
　日本海側北部では、１０日朝から昼過ぎにかけて、北西の風が非常に強く
なるでしょう。暴風や高波に警戒してください。
　また、北海道地方では、９日夜遅くから１０日昼過ぎにかけて、発達した
積乱雲が発生し、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょう、急な強い雨のおそ
れがあります。屋外での活動や農作物の管理などに注意してください。
　発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するな
ど、安全の確保に努めてください。

＜風の予想＞１０日の最大風速（最大瞬間風速）
　日本海側北部　北西の風　海上　２５メートル（３５メートル）
　　　　　　　　　　　　　陸上　２０メートル（３５メートル）

＜波の予想＞１０日の波の高さ
　日本海側北部　６メートル

　今後、地元気象台や測候所の発表する注意報・警報や竜巻注意情報などに
留意してください。
　この情報は、「雷と突風に関する北海道地方気象情報　第１号」を引き継
ぐものです。
　次の北海道地方気象情報は、１０日５時頃に発表の予定です。