[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.1839384)

2022年10月09日 16時08分
札幌管区気象台発表

日本海側南部と太平洋側西部では、１０日朝から昼過ぎにかけて暴風に警戒してください。また、北海道地方では１１日にかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、強風、高波に十分注意してください。

＜気象概況＞
　１０日から１１日にかけて、低気圧が沿海州付近を発達しながら北上し、１０日は低気圧からのびる前線が北海道を通過するでしょう。前線に向かって南から暖かく湿った空気が流入するため、大気の状態が不安定となる見込みです。

＜防災事項＞
　北海道地方では、低気圧の接近や前線の通過に伴い、１０日は南東の風が非常に強く、１１日は南西の風に変わって強く、海はしけるでしょう。暴風に警戒するとともに、高波にも十分注意してください。また、１０日朝から夜のはじめ頃にかけて、日本海側南部と太平洋側を中心に雷を伴い激しい雨の降る所がある見込みです。大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。また、落雷や突風、ひょうにも注意が必要です。
　なお、低気圧の動向や前線の活動の程度によっては、１１日にかけて暴風となる地域の拡大や大しけ、警報級の大雨となるおそれがあります。

＜雨の予想＞
１０日に予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
　日本海側南部　４０ミリ
　太平洋側西部　４０ミリ
　太平洋側東部　４０ミリ
９日１８時から１０日１８時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　日本海側南部　１８０ミリ
　太平洋側西部　１８０ミリ
　太平洋側東部　１００ミリ
その後、１０日１８時から１１日１８時までに予想される２４時間降水量は多い所で、
　北海道地方　　５０から１００ミリ

＜風の予想＞
１０日に予想される最大風速（最大瞬間風速）南東のち南西の風
　日本海側北部陸上　　　　１６メートル（３０メートル）
　日本海側北部海上　　　　２０メートル（３０メートル）
　日本海側南部陸上　　　　２０メートル（３５メートル）
　日本海側南部海上　　　　２０メートル（３０メートル）
　太平洋側西部陸上　　　　１８メートル（３０メートル）
　太平洋側西部海上　　　　２０メートル（３０メートル）
　太平洋側東部陸上　　　　１５メートル（３０メートル）
　太平洋側東部海上　　　　２０メートル（３０メートル）
　オホーツク海側北部陸上　１３メートル（２５メートル）
　オホーツク海側北部海上　２０メートル（３０メートル）
　オホーツク海側南部陸上　１５メートル（３０メートル）
　オホーツク海側南部海上　２０メートル（３０メートル）

１１日に予想される最大風速（最大瞬間風速）南西の風
　北海道地方陸上　１５から１９メートル（２５から３５メートル）
　北海道地方海上　１５から１９メートル（２０から３０メートル）

＜波の予想＞
１０日に予想される波の高さ
　日本海側北部　　　　４メートル
　日本海側南部　　　　３メートル
　太平洋側西部　　　　５メートル
　太平洋側東部　　　　５メートル
　オホーツク海側北部　４メートル
　オホーツク海側南部　３メートル

１１日に予想される波の高さ
　日本海側　　　　　　５メートル
　太平洋側　　　　　　５メートル

　この情報は、「大雨と強風及び高波に関する北海道地方気象情報　第２号」を引き継ぐものです。
　今後発表する防災気象情報に留意してください。
　次の北海道地方気象情報は、１０日５時頃に発表する予定です。

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