[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.1838997)

2022年10月08日 16時04分
札幌管区気象台発表

日本海側南部と太平洋側では、１０日から１１日にかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、強風、高波に十分注意してください。

＜気象概況＞
　１０日から１１日にかけて、低気圧が発達しながら沿海州付近を北上し、低気圧からのびる前線が北海道を通過するでしょう。前線に向かって南から暖かく湿った空気が流入するため、大気の状態が不安定となる見込みです。

＜防災事項＞
　北海道地方では、１０日は日本海側南部と太平洋側を中心に大雨となる見込みです。また、１０日から１１日にかけて日本海側南部と太平洋側では南東のち南西の風が海上で非常に強く、海は日本海側と太平洋側でしけるでしょう。大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、強風や高波に十分注意してください。
　低気圧の動向や前線の活動の程度によっては、警報級の大雨や暴風、大しけとなるおそれがあります。

＜雨の予想＞
９日１８時から１０日１８時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　日本海側南部　１００から２００ミリ
　太平洋側西部　１００から２００ミリ
　太平洋側東部　１００から１５０ミリ　

＜風の予想＞
１０日に予想される最大風速（最大瞬間風速）南東のち南西の風
　日本海側南部陸上　１５から１９メートル（２５から３５メートル）
　日本海側南部海上　２０から２４メートル（２５から３５メートル）
　太平洋側陸上　　　１５から１９メートル（２５から３５メートル）
　太平洋側海上　　　２０から２４メートル（２５から３５メートル）
その後も１１日にかけて、日本海側と太平洋側では南西の風が強いでしょう。

＜波の予想＞
１０日に予想される波の高さ
　太平洋側　　　５メートル
その後も１１日にかけて、日本海側と太平洋側ではしける見込みです。
　
　今後発表する防災気象情報に留意してください。
　次の北海道地方気象情報は、９日５時頃に発表する予定です。

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