[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.1797039)

2022年08月16日 10時08分
札幌管区気象台発表

日本海側南部と太平洋側では、１６日夕方にかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。

＜気象概況＞
　前線を伴った低気圧が、１６日夜にかけて北海道付近を通過する見込みです。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流入しており、大気の状態が非常に不安定となっています。

＜防災事項＞
　北海道地方では、雨のピークとなっており、１時間に５０ミリ以上の非常に激しい雨が降り、土砂災害や浸水害、洪水害の危険度が高まっています。引き続き、日本海側南部と太平洋側では、１６日夕方にかけて、激しい雨の降る所があるでしょう。大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
　また、１６日は日本海側と太平洋側西部を中心に、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうのおそれがあります。農作物の管理や屋外での活動などに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全の確保に努めてください。

＜雨の実況＞（アメダスによる速報値）
　降り始め（１５日１４時）から１６日９時までの降水量
　上川・留萌地方
　　　　　　　占冠　１１５．０ミリ
　石狩・空知・後志地方
　　　　　　黒松内　１００．５ミリ
　十勝地方
　　　　新得町４条　１２７．０ミリ
　胆振・日高地方
　　登別市カルルス　１９９．０ミリ
　　　登別市札内町　１８６．５ミリ
　　　　白老町森野　１４１．５ミリ
　　　白老町高砂町　１３５．５ミリ
　渡島・檜山地方
　　　　　　　今金　１８７．０ミリ
　　　　奥尻町稲穂　１８２．５ミリ
　　　　　　長万部　１６２．５ミリ
　　　　八雲町八雲　１６２．０ミリ

＜雨の予想＞
１６日に予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
　日本海側北部　　　　４０ミリ
　日本海側南部　　　　４０ミリ
　太平洋側西部　　　　４０ミリ
　太平洋側東部　　　　３０ミリ
　オホーツク海側北部　３０ミリ
　オホーツク海側南部　３０ミリ
１６日９時から１７日９時までに予想される２４時間降水量は、多い所で、
　北海道地方　８０ミリ

　今後発表する防災気象情報や竜巻注意情報などに留意願います。
　この情報は「大雨と暴風及び雷に関する北海道地方情報　第５号」を引き継ぐものです。
　次の北海道地方気象情報は、１６日１６時頃に発表する予定です。

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