[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.1796668)

2022年08月16日 04時55分
札幌管区気象台発表

太平洋側西部では、１６日昼前にかけて、大雨による土砂災害に厳重に警戒してください。日本海側南部や太平洋側西部では、１６日昼前にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

＜気象概況＞
　前線を伴った低気圧が、１６日夜にかけて北海道付近を通過する見込みです。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流入するため、大気の状態が非常に不安定でしょう。

＜防災事項＞
　北海道地方では、１６日朝を中心に、断続的に雷を伴った非常に激しい雨が降るでしょう。太平洋側西部では、１６日昼前にかけて、大雨による土砂災害に厳重に警戒してください。日本海南部と太平洋側西部では、１６日昼前にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
　北海道地方では、これまでに降った雨により、地盤の緩んでいる所があり、雨雲の動きや発達の程度によっては警報級の大雨となる地域が拡大するおそれがあります。土砂災害や低い土地に浸水、河川の増水に十分注意してください。
　日本海側南部では、１６日朝から昼前にかけて南西の風が非常に強いでしょう。暴風に警戒してください。
　また、１６日は日本海側と太平洋側西部を中心に、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうのおそれがあります。農作物の管理や屋外での活動などに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全の確保に努めてください。

＜雨の実況＞（アメダスによる速報値）
　降り始め（１５日１４時）から１６日４時までの降水量
　胆振・日高地方
　　登別市カルルス　１４６．５ミリ
　　　登別市札内町　１３７．０ミリ
　渡島・檜山地方
　　　　　　長万部　１０９．０ミリ
　　　　八雲町八雲　　９４．０ミリ

＜雨の予想＞
１６日に予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
　日本海側北部　　　　　４０ミリ
　日本海側南部　　　　　５０ミリ
　太平洋側西部　　　　　５０ミリ
　太平洋側東部　　　　　３０ミリ
　オホーツク海側北部　　３０ミリ
　オホーツク海側南部　　３０ミリ
１６日６時から１７日６時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　日本海側北部　　　　１５０ミリ
　日本海側南部　　　　１５０ミリ
　太平洋側西部　　　　１５０ミリ
　太平洋側東部　　　　　８０ミリ
　オホーツク海側北部　　６０ミリ
　オホーツク海側南部　　８０ミリ

＜風の予想＞
１６日に予想される最大風速（最大瞬間風速）南西の風
　日本海側南部陸上　　　　２０メートル（３５メートル）
　日本海側南部海上　　　　２０メートル（３０メートル）
　太平洋側西部陸上　　　　１３メートル（２５メートル）
　太平洋側西部海上　　　　２０メートル（３０メートル）

　今後発表する防災気象情報や竜巻注意情報などに留意願います。
　この情報は「大雨と雷及び突風に関する北海道地方情報　第４号を引き継ぐものです。
　次の北海道地方気象情報は、１６日１６時頃に発表する予定です。

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