[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.174249)

平成２６年０９月１２日１５時２２分
札幌管区気象台発表

北海道地方では、局地的な大雨が続いています。日本海側と太平洋側西部では、１２日夜遅くにかけて雷を伴って非常に激しい雨が降る見込みです。大雨による低い土地の浸水に警戒してください。

＜気象概況＞
　北海道の西海上に動きの遅い低気圧があって、低気圧に向かって湿った空
気が流れ込んでいます。また、北海道付近の上空約５５００メートルには氷
点下１５度以下の寒気が流れ込んでおり、１３日にかけて大気の非常に不安
定な状態が続くでしょう。

＜防災事項＞
　日本海側と太平洋側西部では、１２日夜遅くにかけて局地的に雷を伴って
非常に激しい雨が降る見込みです。低い土地の浸水に警戒してください。
　北海道地方では、１３日にかけて竜巻などの激しい突風、落雷、降ひょう
に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な
建物内に移動するなど安全の確保に努めてください。

＜雨の実況＞
１２日１０時から１２日１４時までの１時間雨量の最大値
（解析雨量による速報値）
　檜山地方　八雲町熊石付近　　約７０ミリ（１２日１２時００分）

＜雨の予想＞
　１２日１５時から１２日夜遅くまでの１時間雨量の最大値
　　太平洋側西部　　　　　　　６０ミリ
　　日本海側　　　　　　　　　５０ミリ

　１２日１８時から１３日１８時までの２４時間雨量
　　日本海側と太平洋側西部　１００ミリ
　　　　　
　引き続き、地元気象台や測候所の発表する警報や注意報、気象情報、竜巻
注意情報に留意してください。
　次の北海道地方気象情報は、１３日５時頃に発表の予定です。