[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.174167)

平成２６年０９月１２日１１時２１分
室蘭地方気象台発表

苫小牧市と白老町では、９日から続く大雨により地盤が緩んでいる所があります。引き続き１２日夕方にかけて、土砂災害に厳重に警戒してください。

＜特記事項＞
　胆振中部の「大雨警報（浸水害）」及び登別市の「大雨警報（土砂災害）
」、苫小牧市の「洪水警報」を解除しました。苫小牧市と白老町の「大雨警
報（土砂災害）」と「土砂災害警戒情報」は継続中です。

＜気象概況＞
　北海道の西海上と三陸沖に低気圧があって、北海道付近は１３日にかけて
これらの低気圧を含む気圧の谷の中に入るでしょう。また、上空に寒気が入
り、大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。

＜防災事項＞
　苫小牧市と白老町では、９日からの大雨により、地盤が緩んで土砂災害発
生の危険度が非常に高まっている所があります。引き続き、局地的に激しい
雨の降るおそれがあり、１２日夕方にかけて土砂災害に厳重に警戒してくだ
さい。
　また、胆振・日高地方では、引き続き１２日夜遅くにかけて竜巻などの激
しい突風、落雷、降ひょうなどのおそれがあります。発達した積乱雲の近づ
く兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全の確保に努めて
ください。

＜雨の予想＞
　１２日夜遅くまでの１時間雨量の最大値
　胆振・日高地方　　　　４０ミリ
　１２日１２時から１３日１２時までの雨量
　胆振・日高地方　　　１２０ミリ

＜雨の実況＞　アメダスによる速報値
　１２日０時から１２日１１時までの１時間雨量の最大値　
　　苫小牧　　　　　　　　５９．５ミリ（１２日０４時２４分）
　　白老町高砂町　　　　　４９．５ミリ（１２日０１時２３分）　
　降り始め（９日１２時）から１２日１１時までの雨量
　　白老町森野　　　　　　３１５．０ミリ
　　苫小牧　　　　　　　　２９４．０ミリ
　　登別市カルルス　　　　２６０．５ミリ
　　白老町高砂町　　　　　１６３．０ミリ
　
　引き続き、気象台の発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報に留
意してください。

　次の「胆振・日高地方気象情報」は、１２日夕方に発表する予定です。