[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.173963)

平成２６年０９月１１日２０時１７分
室蘭地方気象台発表

胆振中部の苫小牧市と白老町では、これから１２日明け方にかけて低い土地の浸水、土砂災害に厳重に警戒してください。また、苫小牧市では引き続き１２日明け方にかけて、河川のはん濫にも警戒してください。

＜特記事項＞
　胆振中部の苫小牧市と白老町に「大雨警報（浸水害）（土砂災害）」を発
表しました。苫小牧市の「洪水警報」は継続中です。

＜気象概況＞
　北海道の西海上には低気圧があり、１２日にかけてほぼ停滞する見込みで
す。北海道付近の上空約５５００メートルには氷点下１５度以下の寒気が流
れ込んでおり、１２日にかけて大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。

＜防災事項＞
　警戒を要する地域、災害、期間
　　胆振中部　　　低い土地の浸水　　　これから１２日明け方まで
　　　　　　　　　土砂災害　　　　　　これから１２日明け方まで
　　　　　　　　　河川のはん濫　　　　引き続き１２日明け方まで

　また、胆振・日高地方では、引き続き１２日にかけて竜巻などの激しい突
風、落雷、降ひょうなどのおそれもあります。
　発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するな
ど、安全の確保に努めてください。

＜雨の予想＞
　１１日２０時から１２日０６時までの１時間雨量の最大値
　　胆振中部　　　　　　　　　７０ミリ
　　胆振西部・東部、日高地方　４０ミリ

＜雨の実況＞
　１１日１６時から１９時までの１時間雨量の最大値
　（解析雨量による速報値）
　白老町付近　　　　　　約１１０ミリ（１１日１９時３０分）
　苫小牧市山間部付近　　約１１０ミリ（１１日１９時３０分）　

　引き続き、気象台の発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報に留
意してください。

　次の「胆振・日高地方気象情報」は、１２日明け方に発表する予定です。