[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.167521)

平成２６年０８月２４日１３時１３分
札幌管区気象台発表

宗谷地方の利尻富士町と礼文町では、５０年に一度の記録的な大雨となっているところがあります。日本海側とオホーツク海側では、２４日夕方まで低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水やはん濫に厳重に警戒してください。

＜気象概況＞
　日本海北部に動きの遅い低気圧があって、北海道付近の上空には寒気が入
り、大気の状態が非常に不安定となっています。

＜防災事項＞
　日本海側とオホーツク海側では、２４日夕方まで、非常に激しい雨が降る
見込みです。大雨による低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水やはん濫に
厳重に警戒してください。
　また、北海道地方では、引き続き２５日朝にかけて、発達した積乱雲が発
生し、竜巻などの激しい突風や落雷、降ひょうのおそれがあります。屋外で
の活動や農作物の管理に注意してください。
　発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するな
ど安全の確保に努めてください。

＜雨の実況＞（アメダスによる速報値）
　２３日１３時から２４日１２時まで
　宗谷地方　礼文町香深　１７８．０ミリ
　　　　　　稚内市開運　１５２．５ミリ
　１時間雨量の最大値
　宗谷地方　礼文町香深　４１．０ミリ（２４日０７時１５分）
　　　　　　稚内市開運　３９．０ミリ（２３日２１時５７分）

＜雨の予想＞
　２４日１２時から２５日１２時までの１時間雨量の最大値
　　日本海側　　　　５０ミリ
　　オホーツク海側　６０ミリ
　２４日１２時から２５日１２時までの２４時間雨量
　　日本海側、オホーツク海側　１００ミリ

　今後、地元気象台や測候所の発表する気象情報や竜巻注意情報などに留意
してください。
　この情報は、「雷と突風に関する北海道地方気象情報　第１号」を引き継
ぐものです。
　次の北海道地方気象情報は、２４日１６時頃に発表の予定です。