[愛媛県警察　安全・安心メールマガジン] 防災・防犯 (No.2374290)

令和７年５月２９日、西条署管内において、架空料金請求詐欺の被害を認知しました。



【被害の状況】

　令和７年４月上旬、西条市在住の６０歳代男性が携帯電話を使って、ＳＮＳで、「お金を支援する。」という内容の広告を見つけたことから、日本人名を名乗る甲のアカウントを友達登録したところ、甲から、「特別配当金として３億５，０００万円を受け取ることができる。」「そのための許可証代として８，０００円が必要。」などと説明を受けたことから、この話を信用した男性は、同月６日、インターネットバンキングで甲から指定された口座に現金８，０００円を振り込みました。

　また、甲から、送金専用窓口と説明されたアカウントや情報保護窓口と説明されたアカウントを友達登録するよう誘導され、「ダウンロード手続費用として振込みが必要。」「登録書の発行手数料として電子マネーが必要。」などと説明を受けたことから、これを信用した男性は、同月６日から同月１５日までの間に、インターネットバンキングで相手方から指定された口座に３万円を送金したり、西条市内のコンビニエンスストアで５万８，０００円分の電子マネーを購入し、そのプリペイド番号を伝えたりして、それぞれだまし取られました。（被害総額９万６，０００円）



【被害に遭わないためのポイント】

〇「●億円当選しました」などの電話やメールにより、受取りに関する手数料としてお金をだまし取る詐欺被害が発生しています。

〇宝くじや抽選に申し込まずにお金が当選することなどは絶対にありません。

〇「当選金を受け取るため」と言われ、送金料や手数料等の名目で金銭を要求されたり、キャッシュカード情報等の個人情報を聞き出され、悪用されたりする恐れがあるので、注意してください。



※特殊詐欺の被害は県内各地で発生するおそれがあるため、発生地以外の市町の方にも配信しています。