リベラルアーツ大学の学長が開く投資講座を装ったSNS型投資詐欺被害が発生しました。
2025/06/30 17:18:03
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たとえ、ユーチューブチャンネルで知っていたとしても、それが本物であることを確かめてからでないと、大きな金銭被害に遭うことがあります。
『リベラルアーツ大学』とは、カルフォルニア州クレアモントに所在する大学院を持たない私立の全寮制カレッジが語源ですが、日本ではユーチューブなどで金融や株式取引、資産運用など広く情報発信しており、チャンネル登録者数286万人を持つ有名サイト『両学長リベラルアーツ大学』が人気のチャンネルとなっています。 本被害者は、インターネット上の様々な情報を見ていたところ、このユーチューブで見ていたチャンネルの両学長が投資講座を開いていることを知り、LINEアカウントで友達登録をしたところから始まりますが、このLINEアカウントが偽物でした。 被害者は、両学長のアシスタント秘書を名乗る〇〇〇〇という名の女性を紹介され、同女からSSCMという投資アプリを教えられ、インストールしました。 被害者は、その女性に言われるままに、株式投資の名目で約1か月の間、6回に渡り、1000万円を超える現金をネットバンキングシステムを利用して送金しましたが、アプリ上の利益が5千万円を超えていたため、出金手続をしようとしたところ、アシスタントから利益の9パーセントを納めてください、と言われ、おかしいと思い、警察に相談し被害が発覚したものです。 SNS型投資詐欺は、高い利益・高利回りをうたったケースが多いですが、それが本当であれば、アカの他人に教えるはずがありません。運良く自分だけが知っている情報など、世の中にはありませんから、人の誘いに乗る前に、家族や知人、友人にも相談した上で判断してください。 そもそも、投資や運用では、絶対に利益が出るものではなく、時に大きな損益が生じることを知った上で行うようにしてください。 【問合せ先】武蔵野警察署 0422-55-0110 ◎警視庁防犯アプリ「デジポリス」はこちらから https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/tokushu/furikome/digipolice.html |
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